シューズの選び方

マラソン用のシューズといわゆる運動靴(スニーカー)の違いをご存知でしょうか。
それはずばりクッション性と軽さです。ジョギングシューズとは、特にクッション性に重きを置いたシューズで、トレーニングシューズと呼ばれます。このタイプはゆっくり長い距離を走るときに適しています。


そのためにマラソンの肝心な部分になる走力の強化やフォーム固めなどの練習に効果的なのは、「LSD」と呼ばれる方法で、これは長い時間と距離を使っての練習で、ジョギングには最適な方法です。トレーニングシューズ、ジョギングシューズという名前はそこに由来しています。

当然のことで、普段は意識していないですが人は片足で地面を蹴って前に進みます。
何が言いたいかというと、全体重がどちらかの足に乗っかっている状態を繰り返しているということです。
マラソンコースはほとんどがコンクリートの道路なので硬いアスファルトに直接叩きつけられる足底はもちろん、ひざや腰にも負担は増え、それが積み重なって体は疲労していきます。


それは初心者だろうが、上級者だろうが関係ないランナーの宿命です。
トレーニングシューズの優れたクッション性には着地した時の衝撃を和らげて体力の消耗を減らす役割をもたらします。
その理由から長時間のランニングにはこのタイプのシューズが適しているのです。


シューズの選び方②

また、トレーニングシューズの着用することで、疲労骨折などの予防にもつながります。
これらのケガは、患部にダイレクトに負担がかかることが原因で起こります。
これらの故障は、初心者に起こりやすいので特に注意したいところです。
はじめてシューズを購入するなら、ぜひおすすめです。


ですが、ほかのタイプのマラソン用シューズに比べて若干重いのが弱点で、ソールを厚めにして安定性を出すために足の甲をしっかり包み込むような構造が重くなる原因です。
スニーカーなどに比べればまずまず軽いですが、軽さにこだわるなら少しもの足りないかもしれません。