正しいフォーム

正しいフォームで走ることは怪我をしにくくするためにもとても大切な要素になってきます。
身につけるにはある程度自分で自分の姿勢がどんな感じなのかを確認しながら走ることが、早くよいフォームを体得するために必要です。まず最初のうちは速く走るんじゃなくてよい姿勢や形で走ることを忘れずに行ってください。


初めにやることといえば鏡の前に立って背中が曲がっていないか確かめましょう。首が前に突き出ているようなら背中が曲がっていることになります。走る時だけじゃなくて普段の生活の中でも正しい姿勢を保つことが重要です。
背筋が伸びているか分からないなら誰かに何度か見てもらうようにしましょう。それを何度か繰り返すことで徐々に良い姿勢になってくると思います。

 

歩く時も走るときも基本的には正しいフォームというのは変わりません。親指の付け根あたりで地面を蹴り、ややぎみにかかと先行で着地することを念頭においておいて、まずはウォーキングから始めてみてください。

ランニングの解説本とかではよく着地はつま先を上げてかかとから、と書かれていたりしますが私はそれを実践したら、かかとを痛めてしまいました。そのようなフォームは無理してやらずに、着地の際はつま先からかかとまで地面に平行に近い状態にして構わないと思います。

出来るなら若干かかと先行で地面に着地するように気をつければ良いと思います。正しいフォームを身につけるには最初は必ず歩く速度から始めてください。いきなり走り出すと必ずフォームを崩します。焦る気持ちを抑えて、フォームが身につくまでは歩くようにし、徐々にスピードを上げていくようにすれば良いでしょう。


ペースを保つ

それと長い距離を走る時に、ペースを保つためにも呼吸というのはとても大事な要素になってきます。出来るだけはじめから最後まで呼吸は一定のペースで行うようにしましょう。私は「はっはっふー」と吸って、吸って、吐いてというペースを守るようにしています。

苦しい時でもこのペースを保っていると幾分楽に走れます。出来るだけ自分に合った呼吸法を見つけて、それを身につけるようにしてください。そして疲れてくると体をスイングしたような格好で走っている人を見かけたことがあるかと思いますが、これはただ体力を消耗してしまうだけなので、必ず体は真っ直ぐの状態を保って走るように心がけましょう。

その為には腕を真っ直ぐ振ることが大切です。

腕がだらんとなってしまっていたり、横に振れることによって体全体が真っ直ぐな姿勢を保つことが難しくなってしまいます。

ひじを曲げた時にこぶしが肩につくような感じで腕振りすれば体が横に振れることはなくなると思います。

以上のことを注意して正しいフォームで走ることを心がけてください。