有名人のマラソン記録

●高橋尚子
中学から本格的に陸上を始め、県立岐阜商業、大阪学院大学を経てリクルートに入社。当初はトラックランナーとして活躍し、1997年の世界陸上アテネ大会では5000mに出場し13位、1998年のIAAF国際グランプリシリーズ大阪大会5000mでは優勝を果たしている。

1997年に大阪国際女子マラソンでマラソンデビュー、約1年後の98年3月の名古屋国際女子マラソンを日本最高記録で初優勝し、さらにその年の12月のアジア大会でアジア地域最高記録で優勝し、注目の的になります。


特にアジア大会で優勝した記録の2時間21分47秒は、高温・多湿などの悪条件が重なった中でなんと当時の世界歴代5位で、日本陸上連盟・宗茂マラソン強化部長は「いま、世界で一番強いのは高橋尚子」と絶賛しました。

2000年名古屋マラソンで優勝したことでシドニーオリンピック出場切符を手にした高橋は、アメリカのコロラド州で高地トレーニングを敢行しました。
その結果、2000年のシドニーオリンピックで五輪最高記録となる2時間23分14秒でゴールしました。


2001年9月のベルリンマラソンで女性では世界で初めて2時間20分を切る2時間19分46秒という堂々の世界最高記録(当時)を樹立しました。
翌2002年9月にはベルリンマラソンで2連覇を達成、05年6月よりチームQを立ち上げ、2005年には東京国際女子マラソンで復活優勝を果たしています。


有名人のマラソン記録②

●猫ひろし
お笑い芸人の猫ひろしは新宿都庁前から東京ビッグサイトまでの42.195キロのコースを東京マラソン2011で驚異の2時間37分43秒でゴールしました。
お笑い界でも屈指のランナーとして知られていてランニングが趣味の猫は、3度目の3時間切りを達成しました。

2010年に行われたナイアガラフォールズ国際マラソンでは2時間49分28秒で優勝、自己ベストを更新し、「2時間45分を切る」と宣言していたが、大幅な記録更新 となりました。

3万5000人が参加した「東京マラソン2010」では、3年連続で出場している体育会系タレントの大櫛エリカが、女性芸能人トップの3時間42分5秒でゴールしました。

完走した女性芸能人の中では、これも3年連続トップになりました。
大櫛エリカは2007年の豪州・ゴールドコーストマラソンで3時間45分を切って以来となる自己ベスト更新でしたが、「悪天候の中、記録が出たので、天気が良ければ3時間半は切れたかもしれないですね」とちょっぴり

悔しそうに語っています。
女優として舞台や映画、バラエティー番組に出演しつつマラソンにも挑戦する忙しい日々を送っています。

初マラソンが06年12月のホノルルマラソンで4時間08分。

その後、順調に記録を伸ばしています。
女子アナウンサーでは初挑戦の五戸美樹アナ(23)が5時間52分14秒で完走し、ゴール直後に号泣していました。
日本テレビの西尾由佳理アナ(32)は6時間32分4秒で、
こちらは笑顔でフィニッシュしています。
TBSの久保田智子アナ(33)は3時間57分56秒の好タイムで「大満足です!」と喜んでいました。